5 LOVE LANGUAGES (ファイブラブランゲージ)って聞いたことありますか?
人はそれぞれ、愛情を表現する、または受け取る方法を違って持っていて、それらは大まかに5つに分けられるとするアイディアです。
たとえば、好きだよと100回言ってくれるより、そんなに私のことが好きなら、言われんでも洗濯取り込んどくれよ。というのは、
愛は言葉で伝えるタイプの人の愛情が、愛は助け合う行動で受け取るタイプの人に、愛情がうまく伝わっていない現象。
フランス語が話せない人にむかって、Je t’aimeって言っても伝わらないと。愛の言語とは、よい例えですね、ということで、私はすぐにこのアイディアに魅了されたんですけども。
私の愛の言語は、手助け・サービス行動とスキンシップ、次いで、一緒に過ごす時間でした。
と、このように、必ずしも1つになるわけでなく、優位性があったり、時間の経過とともに移ろいゆくものだったりもするそうです。
もっと5ラブランゲージについて知りたいという方は公式サイト(英語)かLIFEカタログさんの記事で、丁寧に紹介されてたので、ご覧になってみてください。
そんで、前置きが長くなりましたけども、これを夫婦間で共有しましたところ、大変良い効果が。
夫はたくさん家事をしてくれるようになったし、私が好きだとか愛しているだとか、あんまり言わないのもぐちぐち言われなくなったんです。
しかし、私、たまにはお花がほしいのよ。
確かに、ラブランゲージテストで、「贈り物」は一番下となったけども、また昔のように、たまにはお花がほしいのよ。
蓋を開けてみれば、夫の愛の言語も「贈り物」は優位でなかったので、花を贈るというのも、まだフレッシュなカップルとして、何に喜ぶのかっていう探り合いの中での産物だったのかもしれません。
しかし、私、たまにはお花がほしいのよ。
ということで、春先に一度、お花を買って帰ってきてほしいとリクエストしてみました。
すると、しばらくしてスイセンを買って帰ってきてくれました。
“by [Nile] via Pixabay“.
しかしそれは!私が!家の前の雑貨屋さんの!外で!見た!安売りになっていたやつ!でした!
イギリスでスイセンは春の訪れをいち早く伝えてくれる、人気の可愛らしいお花ですが、とてもお安いです。
一番近くの店で一番安い花買ってんじゃないよおお!と訴えると「これは前菜みたいなもんだから」と言われました。
大丈夫、次がある。とのこと。
そして、6ヶ月後。さっき、仕事をしている部屋の戸が叩かれると、腕を後ろに回した夫が立っていました。背中から、茶色の包装紙が飛び出しているのが見えます。
私は即座に席をたち、夫に相対し、もう、すでに嬉しい!
そして、夫は、
「これは、前菜みたいなものだから」といって、
きれいなキャベツをくれました。
キャベツ!!
なにこれ、かわいい、けど、キャベツ!
私が茶色い包装紙で興奮したのは、家の前の雑貨屋さんでお花を包んでくれる紙だとわかっていたからです。
また、一番近い店で買ってきたな、貴様。
これは、オーナメンタルキャベツ(Ornamental Cabbage)といって、直訳すると、飾りキャベツ。しかし食べられるらしい。キャベツの前菜ってこと?
ひと目見てこれだと思い、お会計のときに花の種類を問いキャベツだと知ったが、たくさんキャベツについて話してくれた店員さんの手前、あとに引けなくなったというのが、なんとも夫らしい。
一番安いのじゃなくて、一番可愛いと思ったのを買ってきてくれてありがとう。
付き合い始めた当初から、私の一番好きな花だと伝えてあるラナンキュラスがこちら。
“by [asundermeier] via Pixabay“.
似て、ないよ?
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