1年経ったら、どういうわけかランニングが好きになってしまいました。そんな苦しいことはスポ根のストイックな人がやることでしょうと思っていたぐらい。
昔は、ランニングはおろか、いかなるスポーツも好きじゃなかったのに。
すごく楽しい〜。
1年間、毎週土曜日、5Km走り続けました、予定が許す限り。許さなければ前後で埋め合わせをして、とにかく5Km。(最初は走れなかったんですけど)
1年継続して走ってみて、1番嬉しいこと。
毎週末、機嫌よく充実した時間を過ごせる。土曜日の朝走る習慣がついて、1番の収穫は、これ。
土曜日の朝から走ると、残りの週末の時間が長く感じられます
朝の10時半にはもう、体を動かすという善行を終え、自分を褒めたい、良い気分に。
すでに目も頭も冴え、活動的に過ごせる時間が長く感じなり、週末が充実します。
土曜日に走れなかった日も、朝走ると、その後仕事が捗る。
走ると、脳細胞が活性化して、集中力が増すということが研究でわかっているという本に説得されて始めたのが事の始まりでした。
騙されたと思って、と始めたもんですが、集中力アップを実感しすぎて、全然、騙すだなんてとんでもなかった!
さらに、筋肉がついて、少し歩き出すだけで暖かくなる体なり、冷え性も緩和され、肩こりと背中の痛みが、起こりにくくなって、いい事たくさん〜。
何より楽しい。
楽しく続けられた理由。
楽しく1年続けられた理由の1つは、パークラン、と呼ばれるボランティア運営のスポーツイベント。
朝9時に、所定の場所へ集まった人々が、一斉にスタートして各々5Km走る、または歩くというものです。
だれでも参加できる地域のイベントで、初心者でランニングを始めたいという方にはうってつけのイベントだと思います。1年間パークランを楽しんだ経験をご紹介したいです。参加方法などパークランについて、より詳しくは、別の記事を書きました。
笑える。
初めてパークランへ参加しようとしたその日、アパートのドアを開けると、結構な雨で顔が一瞬で濡れました。ところが、一緒に行く予定の同僚から、もう雨の中向かっている、と連絡。
嘘だろ
この日、びしょ濡れになって、半ばハイになり、メガネが濡れすぎて見えない。メガネが真っ白で同僚が笑う。ハイなので意味もなくつられて笑う。笑いながらゴール。ずぶ濡れの同僚、見たことのない一面。
これほど、おもしろおかしかったバークランは他にはありませんが、その後もちゃんと、ずっと楽しかったです。1度土砂降りの中走ったことが、天気が少しくらい悪くてもめげずに走り、結果的に続けられた理由だとは思いますが、おすすめして良いものかは、ちょっと良心の呵責があります。
色んな人がいるので、参加しやすい。
多いときでは500人以上集まるイベント、アスリートレベルの人から、友達とおしゃべりしながら、犬と走る人、ジャグリングしながら、など年齢も性別もレベルもさまざまなのも、参加しやすい理由。
参加回数に応じて、パークラン運営から購入できる、Tシャツを来ている人たち。
33歳、一生懸命走っているときに、おばあちゃんに抜かされると、心挫けそうになったりもしましたが、輝く100回のプリントを背中に見つけると、納得でございますという気になります。私も50回のTシャツほしいな〜と思うと、1週1週コツコツと参加することになるのです。
毎週同じパークランに通っていると、同じように毎週参加している人がいることに気づきます。
超ロングで髪を結ばない、シャンプーのCMばりに髪が、たゆたっている人。
斜め後ろから見るとエド・シーランに似てるけど正面から見るとそうでもない人。何柄と呼ぶべきかわかない、いつも超サイケ模様の人。
私の密かなライバル、歩幅小さめのメガネではちまきの人。など。
人と交流してそうで、しない。してもいい。したらしたでいい。
先にゴールした人たちから、マラソン大会みたいに声援を貰う。
ゴールの手前で抜かした人が突然スピードを上げてきて、知らない人と突然の徒競走が始まる。「やるね〜」って言われたり、「あと少しだったのに!」って言ってみたり。
各地のパークランを回っている人もいて、景色のいい丘、川沿い、海の側などにも一緒に行くようにも。
この、人と交流してそうでしてない、コミュニティが最初は楽しくて。そのうち交流するようになったのも、ますます楽しいです。
記録が教えてくれる成長がモチベーションに。
最初は走りきるということだけが今日で、タイムなんかどうでも良かったのが、だんだん、自分との戦いも楽しくなってきました。
パークランのアカウントを作ると、参加回数やタイムなどが記録されていきます。
1年前の私と今日までの成果はというと、60秒も続けて走れなかった人間が、7Km止まらずに走れるように。
初めてパークランに挑戦したときは、5Km、途中歩きながら38分かかっていたのが、 27分16秒に。
もっと早く走りたいという気持ちだけがやる気を起こさせるのではなく、体調や気温、いろんなことで体感や結果は変わるものと可視化されていたことが、一定のモチベーションを保つことに繋がったと思っています。
昨日ちょっと寝るの遅かったしな、生理前だからな、ゆっくり走ろう。と気づけていることが、苦しくなく、いつも、気分がスッキリするだけの、ちょうどよいペースで走れるコツ。
パークランよりも、細かいデータを収集してくれるアプリ:Stravaなどもあるので、好きな方法で記録していくと良いと思います。
パークランの参加方法や、準備していくこと、なども、ご紹介します。パークラン仲間を増やしたいから。
今年の目標だった、5KM走れるようになるが、達成されて。本当に嬉しい!
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